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    「ツレがうつになりまして」

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      「ツレがうつになりまして」という映画をDVDで見た。

      夫(堺雅人さん)がうつ病になってしまい、それを支える妻(宮崎あおいさん)の目を通して描かれた物語。

      夫は外資系のコンピュータ会社で、カスタマーサービスのような仕事をしている。顧客からの理不尽な罵りとか、大規模なリストラを断行したこと、社員の健康より利益優先の上司という環境の中で、少しずつ病んでいく。

      夫がうつ病になったことで、扶養内でゆるーく(売れない)漫画家の仕事をしていた妻は、本気で仕事をし、稼がざるを得なくなる。

      この奥さんがどこか楽天的で、そして本気で夫を愛しているのが良かった。そうでないと、物語が展開していかないわけだけど、「そんなにしんどかったら、仕事やめちゃえば?」「退職しなかったら離婚する」と言えるのは、「夫の健康が第一。お金はなんとかなる」と思っているから言えるんだと思う。別に夫婦に限らないけど、経済的な理由で、うつ病の原因となっているあろう会社を頑としてでもやめない、もしくはやめることを許さない家族を実際に見たことがあるので。。。

      ただ、私が非常にひっかかったシーンがある。この夫が、自分のうつ病について講演したとき、講演後の質問者の中に、以前この夫が働いていた時、クレームをいれまくっていたと思われる男性が、「この本を出してくれてありがとう」と感謝するシーン。声と話し方で、夫は「あのクレーマーだ」、と気づく。

      このクレーマーも実はうつ病だったのだ、ということだと思う。シーンはほっこりして感動的に終わる。しかし私は、このクレーマーが満面の笑みで感謝する、というのが解せなかった。

      このクレーマーは、多少なりとも自分の理不尽なクレームが原因で、この講演している男性をうつ病に追い込んでしまった、という可能性は考えなかったのだろうか。

      それをちょっとでも考えたら、あんなことをして申し訳なかった、と言うのが先ではないか?もしかしたら、そう考える余裕も、このクレーマーの男性にはまだないのだ、ということかもしれないが、「謝るのが先ではないだろうか」という倫理観にとらわれ、なんだか次からのシーンに集中できなかった。

      けど、全体的にはすごくよい映画だった。支え合う夫婦が素敵だった。神経質で気ぃ使いの夫を演じた堺雅人さんは、やっぱり上手。夫を支え続ける中で、目に凛とした光が戻って来る宮崎あおいさんも、とても良かった。

       

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